ROUND18 ブラジル




予選1回目順位 タイム
予選2回目順位 タイム
決勝
J・バトン 11位 1'10"607
5位 1'11"092
リタイア
佐藤琢磨 6位 1'10"373 
6位 1'11"120
6位
J・トゥルーリ 10位 1'10"478 
10位 1'11"483
12位
R・ゾンタ 15位 1'11"315
15位 1'11"974
13位

予選2回目のコンディション:天気:くもり気温 30℃、路面温度48℃、湿度48%、路面:ドライ

是が非でも勝利の欲しいルーベンス・バリチェロ(フェラーリ)が、通算13回目のポールポジションを獲得。過去9年連続
してリタイアという不運なジンクスを振り払うべく、母国 GPで絶好の位置を獲得した。チームメイトのミハエル・シューマ
ッハは8番手タイムだったが、フリー走行でのクラッシュ後、エンジンを交換したために10グリッド降格のペナルティが科
せられる。 佐藤琢磨は果敢な走りを見せて6番手。契約問題に決着がつき、来季もB・A・R Hondaに残留することにな
ったジェンソン・バトンは琢磨の前、5番グリッドを確保した。 トヨタ陣営はヤルノ・トゥルーリ9番手、もう一人のブラジル
出身ドライバー、リカルド・ゾンタは14番グリッドからポイント獲得を目指す。 

決勝コンディション。天気:雨。気温24℃、路面温度27℃、湿度80%のウェットコンディション
3周目にJ・バトンが、マシンから白煙を上げリタイアした。スタート時からこの兆候がみられてたいた。
雨脚は弱まり、路面コンディションは徐々にドライへ変化、各チームのタイヤ交換を横目に、スタートからドライタイヤを
履いていたルノーのフェルナンド・アロンソが順位を上げてトップ争いに加わる。バリチェロはピットインを終え、この時
点で6番手。 レース中盤以降、トップ争いはファン-パブロ・モントーヤ(BMMウィリアムズ)とキミ・ライコネン、来季マクラ
ーレンでチームメイトとなる2人の間で展開された。19周目からレースをリードしたブラジルの隣国コロンビア出身のモン
トーヤが、ライコネンとの接近戦を制して昨年ドイツ GP以来となる通算4勝目を挙げ、4年間在籍したウィリアムズでの
有終の美を飾った。ルーベンス・バリチェロは果敢な走りで順位を回復させて3位でフィニッシュ、母国で初の表彰台に
立った。佐藤琢磨は6位で3 ポイント獲得、2004年ドライバーズ・ランキング8位という日本人の最高成績を残した 
コンストラクターズ争いで逆転を目指したトヨタ勢は、ヤルノ・トゥルーリ12位、ブラジル出身のリカルド・ゾンタ13位
とポイント獲得はならなかった
 
長かったシーズンが今年も終わった。今年はフェラーリが圧倒的な強さをみせつけたシーズンだった。しかし、コンスト
ラクターズ2〜4位の争いは激しかった。BARホンダが大躍進をとげた。また、日本人の14年ぶりの表彰台獲得とうれ
しいニュースもたくさんあったといえるだろう。来期はF1の安全性確保のための速度減速、コスト削減のための
大幅なレギュレーション変更が行われる。このレギュレーション変更により、チーム間の実力差は縮まるか、それともま
た今年と同じようになるのかは2005年の3月の開幕戦に期待したいと思う。

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