ROUND16 中国



決勝スタート時のコンディション:気温29度、路面温度37度、湿度61%

予選1回目順位 タイム
予選2回目順位 タイム
決勝
J・バトン 10位 1'34"273    
3位 1'34"295    
2位
佐藤琢磨 8位 1'34"051    
9位 1'34"993   
6位
O・パニス 9位 1'34"153    
8位 1'34"975
リタイア
R・ゾンタ 16位 1'34"958
14位 1'35"410    
14位


佐藤琢磨は金曜日のフリー走行中にエンジントラブル。エンジン交換により予選10グリッド降格。
決勝、スタート時にO・パニスがエンジンをストールしかけてしまい、大きく出遅れてしまう。
R・ゾンタは2回目の給油ピットインまではポイント争いを展開していたが、35周目にギアトラブルに見舞われ、
リタイアとなった。J・バトン、佐藤琢磨はともに2ストップ作戦を選んだ。
J・バトンはスタートで出遅れるもその後は安定した走りを見せて、2位に入った。佐藤琢磨は10グリッド降格にも
かかわらず、力強い走りをみせ、6位入賞。決勝スタート前に言っていた最低でもルノーの1台かわして
ゴールするということを見事にポイントを獲得した

初開催の上海GP。M・シューマッハは予選2回目でスピン。ノータイムとなった。決勝はピットスタートを選択
レース中はスピン、接触、タイヤがスローパンクチャーと不運が続いた。それでも最終ラップにファステストラップを
だしてくるあたりはさすがと言ったところだろうか。
残り3戦をルノーで戦うことになったJ・ヴィルヌーブは久々の実戦とのこともあって、11位に終わった。マシンの力不足
とのコメントをしていたとのことだ。これに対して、トヨタに移籍したJ・トゥルーリのコメントは以下のとおり。

「マシンに苦しむジャックの姿は、まるで自分を見ているようだったよ。いくら1年ぶりのドライブとはいえ、あのマシン
ではあれが精一杯のことなんだ。それに彼は正直にモノを言う。『素晴らしいマシンだった』とお世辞を言うことも可能
だったろうけれど、彼ははっきりとマシンに問題があることを指摘してくれた。僕は彼に感謝しているよ。僕がずっといい
続けてきたことを代弁してくれたんだからね」 

確かにJ・トゥルーリは今シーズン、ルノーでの後半戦結果を残せずにいた。J・トゥルーリはマシンの力不足。
チームプリンシパルのフラビオ・ブリアトーレはドライバーのパフォーマンス不足と言い合っていた。
そんなトゥルーリだが、残りの2戦、日本とブラジルのレースに出走するとのこと。日本ではO・パニス、
ブラジルではR・ゾンタがチームメイトになるとのこと。来期ドライバーのラインナップを一新するトヨタは早めに
トゥルーリを使い、TF104Bのことをよく知ってもらった上で、来期のTF105の開発を担ってもらうという狙いでは
ないだろうか。このままR・シューマッハとJ・トゥルーリに引き継いでしまったら、TF104BとTF105との比較ができなく
なってしまい、開発が思うように進まなくなってしまう。それを懸念してのJ・トゥルーリ出走ではないだろうか。
現状のトヨタではいくらトゥルーリといえでよい結果を出すことは難しいと思われるが、
来年に向けてがんばってもらいたい

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